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Posted by ミリタリーブログ at

2017年03月10日

春のホルスター祭り

ど久しぶりの更新です。


シューティングレンジスタッフに
転職してから3月でまる一年経ちました。

仕事なので色々大変な事もありますが、
ご来店のお客様に「あ〜楽しかった!」
と言ってもらえた時が
モチベーションの源泉となります。

まだまだ路半ば、皆さんお会い出来たら
よろしくお願いしますm(_ _)m

…さて本題。

一口にシューティングと言っても
色々種類があるもので、
インプリンティング(ヒヨコが最初に見たものを
親と思うアレ)じゃないけど、
自分は最初にチャレンジした
スピードシューティングが一番好きだったり
します。

始めは訳わからんまま、手持ちの
ノーマルガンで撃ってたのですが、
そのうちドットサイトやコンペンセイター
付きのカッコいいレースガンとか
やっぱり撃ちたくなりますよね。


ここ数年徐々に盛り上がってきたとはいえ、
サバゲーに比べると圧倒的に人口の少ない
シューティング競技。


取り扱いのお店が少ない
レースガンや装備を揃えるのはちょっと
手間が要りますが、
コツコツと試行錯誤しながら
自分に合ったシステムを構築するのも
また楽し。

今回はそんな装備のひとつ
「レースホルスター」の主観的雑感です。

僕が初めて買ったレースホルスターは
「サファリランド014」


赤羽フロンティアさんで、アメリカより
安く売られているという
実銃用のホルスターですね。

フルメタルなのでちょっと重くて
かさばりますが、
しっかりした剛性感と軽〜いロック機構は
使い勝手が良いです。

お値段もかなりリーズナブル!

難点(あくまで主観)は、可動調整範囲が
ちょっと狭いのと、
マズル部分でもガンを保持するので、
ドロウがあまりキレイじゃない僕は
ちょいちょいマズルをひっかけちゃって
あわわわってなります(^^;;

ガンの全長に合わせてアジャストの必要が
あるので、違うガンを使う時も
ちょっとメンドくさい。

しかし、全くと言っていい程抵抗なく
ガンが抜けるので、
真っ直ぐ引き抜くキレイなドロウをする
人にはピッタリかも…?

そんな014ですが、前述のたまにやらかす
マズルひっかけが気になって
(自分のフォーム矯正はしない)
替えてみたのが
香港AIP製のレースホルスター


内側のスペーサーとトリガーロックを
交換する事で、
シングルスタック1911系、
ダブルカアラムハイキャパ系、
そしてグロックシリーズと
シューティングで人気の3大機種に
すべて対応。

ロックも程よいテンションで確実にかかり、
なんつっても実売1万円程度という
お財布に優しい価格。

正直、結構使えます。
腕さえあればフツーに速く撃てます。


トリガーガードのみでガンを保持するので、
同じ系統の機種ならなんでも
すぐに使えるのもいいところ。

難点は…やはり可動範囲がちょい狭いのと
固定ネジを締めても緩みやすいところ。

そしてグラスファイバーっぽい
質感のかなり強固な樹脂なのですが、
そこはやはりトイガン用というか、
ガツガツと叩きつける様な激しいドロウには
向いてません。

ボクはスピードシューティングでかなり
酷使してたら、
(おそらく何千回もドロウしたと思われ)
本体の樹脂が修復不可能なほどに
完全に崩壊しました。

お値段的に買いやすいのと汎用性の高さで
入門用、もしくはあまりシビアな
ドロウを要求されない競技には
大変よいホルスターだと思います。


最後に、思い切って新調したばかりの
DAA(ダブルアルファ)
Race Master



高剛性かつ軽量コンパクト、
海外ではアクションシューティング
IPSC等でよく見かける実銃用ホルスター。

サファリ014と比べて、ドロウ時に
ロックが外れる感触があるので
スピード系にはサファリがよいと言う
意見もありますが、

僕的には手を叩きつけて抜く瞬間に
「ロック外れたよ〜」的な
ちょっとした引っかかりの感触が
あるほうが好き。

014はほぼ「ただ置いてあるだけ」なので
グリップが一瞬で決まるとかなり
速く抜けますが、ちょっとでも
握り損ねるとあわわわ〜ってなります。

レースマスターやAIPのようなタイプは
ガツッと叩きつけてバシュッと抜けるので
(擬音多くてスイマセン)
多少は強引でもなんとかなります(笑)

可動範囲もまあまああって、ロックレバーの
操作感もGood


早速ジャパンスティールのステージを
一周して、使い勝手を検証。

まだちょっと慣れないとこもありましたが
其れ程違和感なく
74秒とまずまずのタイムでラウンド。

AIPよりもよりカッチリした剛性感と
実銃用の安心感がかなり気に入りましたよ。

たまにはノーマルガンで撃ってみたいな〜
とか、
プレート競技だからカップガンを使おう!
…なんて時もすべてコレ一個で
事足りるので
(ボクのガチ銃は全部グロック)
メンドくさがりには最適です。


ちなみに、このレースマスタータイプで
お値段3分の1のかなりリーズナブルな
レプリカもありまして、
お店で見せていただいたら結構
しっかりした作りだったので、
貧乏な僕はレプリカにしようかとも
思ったのですが、
まんまだとマルイ グロックはロックが
かからないので要加工なのが面倒で
やめました(^^;;

内部のロックパーツを削れば多分
フツーに使えるので、
出費を抑えたい人にはいいかと思います。

ボクは俗物なんで、
「本物のDAAレースマスターだぜっ!」って
ちょっと自慢したかったんです(笑)

オマケ…本物レースホルスターとして有名な
「GHOST」も見せていただきましたが、
調整範囲の狭さとロックレバーの操作が
メンドそうだったのでやめました。

抜き差しはかなりスムーズだったので、
オーソドックスに身体の真横に
ガンをホールドする人にはかなりいい
ホルスターだと思います。

総評…レースホルスターも最近はネットで
海外から直買い出来ますし、
5〜6千円前後のトイガン用レプリカも
数種類出回ってますよね。

いきなり高いヤツは抵抗あると思うので
しっかりガンを保持できれば
最初はなんでもいいと思います。

そのうち自分のスタイルがちょっとずつ
固まってきて、
「あ〜もっとこんなん欲しいわ」って
なったら、
ちょっと奮発して憧れの本物を手に入れるのも
また楽しみのひとつですよね。

まさに自分がそうでしたからね。

久々なのでちょっと長くなっちゃいました。

ベテラン様には釈迦に説法の内容ですが、
もしレースホルスター選びで迷ってる方が
いて、
多少の参考になれば幸いです。

P.S…オーナーからお休みをいただけまして、
すごく楽しい実戦風アクションシューティング
「Nippon-IDPA National2017」の日曜日に
参加させていただける事になりました。

前回2015大会の記事はコチラ↓
http://suepurio.militaryblog.jp/e719228.html

ナショナルは2度目の挑戦。
今回はいかにもIDPAらしく、
GLOCK34で行こうかな!



またらんまるぽむぽむさんに
サインを貰ってきたいと思います(^^)

越生で一生懸命ステージを設営されている
であろう運営の皆様、
ご一緒する方々、よろしくお願いします。