2014年09月15日
29th Japan Steel Challenge 【中編】

さて、誰得のJSC参戦記の続き(笑)
ボクに限らず、試合にはつきもののガントラブル。
話が前後しますが、会場入りして顔見知りの方々と挨拶を交わしながら準備を整える中、グリーンガスをマガジンに接続してレギュレーターのバルブを開いた瞬間…

「シュ〜…」ってオイ(-。-;
ホースの一部分から明らかにガス漏れ(T_T)
実は前日、ガンの調整でもしながらユックリ休めと言う石井師匠からの伝言があったにも関わらず、どーしても撃ちたくなり仕事上がりでいつものシューティングレンジBLUE TARGETへ。
そこで練習中、マガジンを落としてしまいホースが傷ついてしまったのでした。
一応修復して気密はとれたので安心していたら、当日本番前に再発。
応急処置で、ホースガス漏れ部分をシーリングテープぐるぐる巻きで対応(^^;;

それでも僅かにシューシューいうなか、不安のスタートになってしまいました。
教訓…先輩の忠告は素直に聞いて、前日はユックリ休んだほうがいい(^^;;
同じスクワッドでシューティング仲間のマルさんが、ご親切にもホースとタイラップを譲ってくださりました。ホントにありがとうございますm(_ _)m
結局、その後シーリング部分からのガス漏れが止まり、応急処置のまま最後まで撃ち切りましたが、早速いただいた部品に交換させていただきます。
ボク以外の方々でも、ハイキャパのサムセイフティ軸が折れたとか、スライドが割れた、ハンマーの調子がおかしいなどなど…
何故か不思議と、前日まではなんともなかったのに試合当日になって頻発する感のあるガントラブル。
まぁ皆さん練習で相当撃ちこんでるので、トラブル出ても不思議じゃないんだけどね。
人間のプレッシャーが銃にもストレスとして伝わるのかね?(笑)
余談ですが、射撃中にトラブル出た場合、厳しいとこでは即ステージ没収ってマッチもありますが、エントリーフィーも高額で年一回開催、地方から遠征してる人も多いJSC。
比較的、ROの皆さんとても寛大です。銃の整備も実力のうちとはいえ、みんなせっかく楽しみにしてた大舞台。
出来る限り全員最後まで完走して欲しいという温情をヒシヒシ感じました。
今回ガントラ頻発の自分も、かなり救われました。感謝ですm(_ _)m
…さて、話を試合に戻して、前半4ステージ終わった時点でガンチェックのコーナー。
各人の使用銃が規定に沿っているか、ROさんにより一通りチェック入ります。

まずは簡易測定器による初速チェック。4枚を貫通しなければOKです。
ちなみに外部ソース(グリーンガス、エアタンク)使用の場合、競技スタート前にボンベとレギュレーター本体、レギュレーターの可変バルブ部分に封印テープが貼られ、原則競技中にボンベの交換や圧力変更が出来ないルールになってます。
金属製のスライドorフレームも不可。(ハイキャパの金属ミドルシャーシは可)
安全性と法令順守に最大限配慮したレギュレーションって事ですね。
会場にはこんな掲示物も。

サバゲーの流行などでだいぶ以前より一般認知度が上がってきたとはいえ、何かと色眼鏡で見られがちな銃というホビー。
一般の方々の理解を得ながら永く続けていく為には、こういう徹底したコンプライアンスはとても大事だと思います。
それからセイフティ機構のチェック。実銃と同じ安全装置がライブで機能すればOK。
ハイキャパ、1911系はグリップ&サムセイフティ、グロック系はトリガーセイフティが効いていれば合格。
ちなみにグロックの場合は、シリアルナンバープレートを模したトイガンオリジナルのセイフティはオミット可となってます。
最後にスライドストップが機能するかどうかのチェック。ショートストローク化で機能がオミットされていないか、ノッチを新たに削ってスライド後退量を減らしてないかなどなど、細かいチェックが入ります。
オールクリアすると合格シールが貼られ、無事競技続行というわけですね。

万が一ここで規定違反が発覚すると、全てのステージが没収されて失格となります。
まぁ試合に出るならその辺事前に調整しとけやって事ですね。
こんな具合に、大人数なのでなかなかタイトなタイムスケジュールなのですが、若干の休憩時間もあり。
合間に会場を覗くと、最終リザルトキリ番に配られる賞品が山積みにされてました。

欲しいけどキリ番狙いなんて絶対ムリだよね(笑)
販売ブースも賑やか。普段はなかなか入手困難なレアアイテムも多数。
お馴染みフリーダムアートさんのブースには、シューター御用達のアサルトフレームやアキュコンプシリーズがズラリ!

何を隠そうボクも去年のJSCで、現在使用中のグロック26用アサルトフレームを購入させていただきました(^-^)

練習会でもお世話になりました、ドクターあみ〜ごさん。ブースの出店の傍ら取材と写真撮影、そしてもちろんご自身も選手として競技を闘うというマルチっぷり。
おそるべし。お疲れ様でした!
そして各カテゴリー入賞者に手渡されるプレート。

一生縁がないであろう総合優勝のプレート(^^;;

今年も順当に、あの方の元にいくのでありましょうか。
…長くなりそうなので、続きは後編に(^^;;

Posted by suepurio at 10:00│Comments(0)
│エアガンシューティング
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