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2015年12月29日

年忘れ”昆バット・プラクティス”

いよいよ2015年も残り僅かとなってまいりましたが

撃ち納め(おそらく)は、今年練習にマッチに
大変お世話になりました
いぶし銀シューティングチーム「虎穴堂」道場の恒例行事
「昆バット・プラクティス」にお邪魔させていただきました。


シューティングマッチ創成期からの超ベテランであり
実銃射撃DVD「銃道」や各種イベントの主催などでも有名なカリスマシューター、
昆 浩孝さんプロデュースの
コンバットシューティングプラクティス


最高顧問を務めてらっしゃるという「虎穴堂」さんの道場や
赤羽フロンティアさんレンジで定期的に開催されているそうです。


何度かお誘いいただいたにも関わらず、いつもタイミングが合わずにいたのですが
今回、やっと初参加できました。

実銃、トイガン問わず射撃に精通なされている昆さん

コースメイクもベテランでいらして、
スペースに限りのあるレンジでも
精密射撃からゼロ距離射撃、トランジションやリロードといったタクティカルスキルを
ふんだんに取り入れた巧みなステージが用意されていました。


今回は珍しくも、こちらも有名ベテランシューター
T.Ishii塾長が初来虎されまして


旧知の盟友並び立つといった感じとなり
、まだモデルガンを使っていた日本のシューティングマッチ初期の頃のお話などで
大変盛り上がりました。


基本、2ガントレーニングという事で、
皆さん長物も用意。

Ishii塾長ご持参の、あの話題の新製品
「マルイ M4 MWS」に皆さん興味深々

10発 ¥3000 CQBスコープのレティクルを光らせるとプラス¥1000の
試射タイム(ウソですよ念のため)

昆さんのプライマリー 「KSC M4A1」と
図らずも熱いガスブロM4バトルが繰り広げられたのでした。


昆さんのレクチャーや楽しいお話を交えながらのプラクティスはあっと言う間に時間が過ぎて

皆さん撃ち納めという事で、陽が落ちるまで
お腹いっぱい楽しんだ一日でした。


皆さんお疲れ様でした。

今年一年ありがとうございましたm(_ _)m

来年も時間と金の許す限り、ちょいちょい色んな練習会、マッチにお邪魔すると思いますが、

ご一緒出来たらよろしくお願いします。

皆さん、風邪などひかずによいお年を。


P.S…個人的には、昆さんが若かりし頃
ロンゲ&短パンだったという話が気になって仕方ありません。

当時のお写真お持ちであればぜひ見せていただきたい…

〜おわり〜
  

2015年12月23日

24 -Twenty Four- 横浜PCM編


ピッコン、ピッコン…



(小山 力也さんのCVをイメージしながら読んでください)

新宿MMSで企てられたオールナイト射撃会
潜入捜査に無事成功し、なんとか脱出したのも束の間

横浜PCMでのラストシューティングマッチ
「PMC LAST STAND」の開始が刻一刻と迫っていた…

この時点ですでに24時間起きっぱなしのジャック。

果たして生き延びる事が出来るか…?





AM 8:00〜PM 12:00

勝手に居残って共にJSCを闘った若き同志達と別れ、

私はヘリを使って新宿から横浜、和田町に急行した。





なんとか定刻に現場に突入した時、会場はすでに
横浜のラストに花を添えんと闘志みなぎるツワモノシューターの熱気で満たされていた。




私はこのシューティング界に潜入を開始してから
まだ日が浅い方だが、

オープンから今年で9年目を迎えたというこの横浜PCMは、
幾多のシューティングマッチで上位を席巻する凄腕達が集い切磋琢磨することで、
いつしか”シューティングの聖地”と呼ばれるようになっていた。



諸事情により、惜しまれつつも今年いっぱいでその歴史に幕を閉じるという事で、

最期のマッチとなる「PMC LAST STAND」は、史上最多となる50名 72エントリーの
まさにラストを飾るにふさわしい盛り上がりでスタートを迎えた。


最初に御断りしておくが、潜入捜査で隠し撮りのため、
証拠画像がだいぶ少ない。

文章が多いリポートとなるが、ご容赦願いたい。




まずはラストの大会を仕切るチーム「虎穴堂」から
osamuraiさんと大会創始者 石井名人の開会挨拶





PM 12:00〜 PM 14:00


70エントリーのマッチを捌くというのは、
事前準備も含めておそらくかなり骨の折れる仕事である。

横浜PCMの常連さん達とチーム「虎穴堂」の皆さんは、

それでも周到な準備と巧みな連携で、
滞りなく試合運びを行っていた。

もちろん、ご自身達もシューターとして
試合に本気で挑みながら。




オープン、アイアン、タクティカル、リヴォルバーと多彩なカテゴリーを織り交ぜつつ、

前半戦 フリースタイル 無事終了。

この時点でオールクリーン48枚を達成したのは、
70エントリー中 僅か9人であった。




名手と呼ばれる人たちでも、ほんの僅かな心の揺らぎ、手の震え、プレッシャーで

弾は無情にもターゲットを外れて遥か軌跡を描く。

一見すると地味に見えるこの競技が、多くの
シューターをして何度も果敢に挑ませるのは、

このプレッシャーをねじ伏せて自らを
完全にコントロールし、オールクリーンという頂点に到達した時の景色を見たいが為に他ならない。




フリースタイル満射を達成した9名はさらなる高み…96枚完全制覇を

惜しくも満射ならずの人たちは、気持ちをリセットして再び48枚を倒さんと

70エントリー70模様の想いを内包しつつ

後半 アンビデクストラウス 48枚はスタートした。





PM 15:00〜PM17:00



4、5、6、7mの各距離につき6枚×2ストリングを
利き手、逆手のワンハンドで撃ちわける
アンビデクストラウス。



後半戦の撃ち順は、前半フリースタイルのスコアで決まる。

奮わなかった人は最初の方に、
クリア枚数が多くなるにつれて順番は後の方になる。

つまり、前半満射を達成したマスター達は、撃ち終えた他の人たちがギャラリーとなって注視する中
オールクリーンをかけて終盤に肩を並べて
挑む事になる。

否が応にもマッチプレッシャーが最大限に高まり、
全てにおいてより強い者が最期に生き残る仕掛けだ。





長丁場の試合も滞りなく進んでいよいよ大詰め、
虎穴堂 おーちゃんさんによる
満射に挑む9名のシューター紹介の名アナウンスが鳴り響き

会場のボルテージは最高潮に達していた。



フリースタイルでふるいにかけられ、
満射への可能性を残した9名はいずれも名だたる強者揃いだったが、

アンビのさらに高い壁、高まるプレッシャーの前に
1人、また1人とターゲットを残していく。



そんな中、安定感バツグンの射撃で見事アンビも48枚クリーン

皆の拍手喝采を浴びたのは、

はるばる大阪から挑戦にいらした
関西の名シューター

まうさんことニシ トシアキさんであった。




後に追跡調査したところ、早朝4時に大阪を出発していらして、

緊張と眠気の中で懸命に闘ってたとの事。

傍目では淡々とスムーズに撃っているように見えるが、

当の本人は一発も気を抜く事なく
肉体的、精神的に様々な自分の中の
ハードルと格闘しているのである。

きっと、他のシューターの皆さんも
スコアの良し悪しこそあれ
全員同じ気持ちだったのではないかと思う。





まうさんの満射を受けて続く最期の組は、L.E.M サプライのヤダさんと
去年のPMC 2014ラストで悲願の満射を達成したハマのブラックサウスポー、オザワさん。



階上では、すでに撃ち終えて良くも悪くもプレッシャーから開放されたギャラリー達が
モニターを注視しつつ

「願わくばこのお二人にも満射してもらって、
まうさんと3人並んでシュートオフとか
観たいもんだね〜」

などと当人達のプレッシャーもどこ吹く風とばかりに勝手に盛り上がっていた(笑)。


「頑張れ! ブラックサウスポー!」
(競走馬っぽい)といったヤジも飛びつつ、

なにやら府中の競馬場的雰囲気と化していく
観戦席。

ビールとツマミがあれば最高であった事だろう…




しかし幾多の強兵がしのぎを削る中、
最期のハマ風は遠路はるばるやってきた関西の雄に吹いた。



最終的に今回ただ一人 全セッション 96枚
オールクリーン達成で

まうさんが優勝。同時に「第十三代 名人」に名を刻む事となった。





去年書いた事の繰り返しになるが、

このプレートマッチは、誰かがクリーンを出すと
他ではあまり見られない奇妙な一体感に包まれ、会場が湧き上がる。

無論、自らの夢叶わず落ち込む人もたくさんいる中、

それでも誰かの成し遂げた結果には素直に
胸がすく思いになる。

一見手が届きそうで、実は遥か高みにある
96枚 満射という頂点が

いかに素晴らしいか、プレートに挑むシューター全員が身を以て知っているからこその

達成者への惜しみない賛辞であろう。






PM 17:00〜PM 18:00

戦い終えて閉会式。


今回は横浜PCMラストマッチという事で、
オーナーのゴトウさんから特別にご挨拶があった。


「願わくば横浜PCMで撃った事を忘れずに

これからも皆さんそれぞれ活躍して行ってください」



この言葉には、正直横浜PCMさんと関係の薄い私でも
胸に迫るものがあった。

ホームシューターの皆さんにとっては万感の思いがある事だろう。



運営代表のosamuraiさんから感謝を込めて、参加シューター全員のメッセージ付き写真が贈呈された。

私自身は年に数回マッチにお邪魔する程度であったが、
楽しく射撃させていただいた事を感謝します。








ここからは少々個人的になるが、

よきシューティング仲間であり若き先輩の
Abeちゃん


前半惜しくも一枚落としで臨んだ後半戦

より難しいアンビで見事48枚クリーンを達成し、オープンクラスマスターの称号と総合2位を手にした。

精密射撃系では、ベテランも認める比類なき実力を誇るヤングシューター。

満射の高みまで、あとほんの僅かである。

心からおめでとうを言いたい。



Gunsmithバトン 金子店長にも練習で大変お世話になった。


マスター位を持つご本人は全く納得の行く
成績ではなかったと思うが

色々調子が良くなさそうだった去年の今頃に比べて随分覇気が戻られた様に思う。

お忙しいとは思うが、このまま調子を上げてどんどん復活していただきたい。





いつも練習会に呼んでくださる、虎穴堂の皆さん。


アンビは苦手と公言しており、自らの目標として
フリー満射 マスター獲得に賭けていたタイガーさん。

練習の成果を発揮してストリングクリーンを重ね、
終盤7m、ついに野望達成かと思われたその時惜しくも一枚を外し、

終わった瞬間に
階上まで響き渡った「クソーッ‼︎」という雄叫びは、

こんな私でもすごく気持ちが分かります。

ヨーダさんはトップシューターらしい安定感あるフリー満射で後半に賭けるも、夢叶わず…残念。

ロードランナーさん、おーちゃんさん、もじゃもじゃさん、コヨーテさん

そしてosamuraiさん

今年最期の大仕事、大変お疲れ様でした。

ありがとうございました。



一日中R.Oコールで最後は声枯れ気味のスズキさん、

虎穴堂の皆さんと一緒に運営していただいた
横浜PCM常連シューターの皆さん

ありがとうございました。






最期に大会創始者、石井名人からのご挨拶があり、
横浜PCMさんへの感謝と共に来季PMCに向けての展望が語られた。




クロエの情報分析によると(もういいって)
2016年は2月の滋賀に始まり、京都、
そして春先には東京 Gunsmithバトン アキバ店での開催予定があるらしい。

マッチ内容も、オールクリーンへの難易度の高さはそのままに、
より誰でも何度でも挑戦しやすくする変更を考えてらっしゃるとの事だった。

現在、CTUでも情報収集中だが、
いずれ石井名人のブログで詳細は明かされるであろう。









…こうして丸一日に及ぶ私の潜入捜査は
終了し、満身創痍ながら生還する事が出来た。


横浜最期の大会はまうさんの新名人誕生を筆頭に
アメリカ帰りのカミヤ ユイ女史が
ケイコ姐さん、ハマの女王 オダ エミさんとのハイレベルで息詰まるレディス対決を
フリークリーン、アンビ46枚と
満射まであと2枚に迫る見事なウーマンマッチレコードで制したり、

Abeちゃんをはじめとするヤングジェネレーションが満射まであと一歩に迫ったりと、

随所に様々な才能の煌めきを見せていただいた。





彼女ら、彼らのような華のあるシューティングスター達を見るにつけ、

華も実もない凡庸なオッサンである自らの存在価値を自問自答する訳だが

今回の横浜でも味わった現場の一体感、
夢破れた悔しさ、達成感への渇望、才能への嫉妬
一緒に練習した人たちへのシンパシー

なにより、ただ流れさる日常ではあまり感ずる事のない、
何か困難な事にチャレンジする
あのプレッシャーと緊張感。

それらを思い返すと、またふつふつと
チャレンジするモチベーションが湧き上がるのは不思議な事だ。




万全だろうが寝不足だろうが、今の私には満射達成の実力は備わっていない。

最期のPMCも、分相応の順当な結果だった。

その事実を噛み締めつつ、

新たな来年への静かな焔を胸に

今年最後のシューティングマッチは

しめやかに幕を閉じたのだった。








PM 10:00〜

帰りは経費削減でヘリを寄越してもらえず、
混み合う横浜線で一時間立ちっぱなしの間

何度となく立ち寝ヒザカックンをやらかしてしまった。






かなり冗長な駄文を並べてしまったが、
年末の総括という事でお許しいただければ幸いだ。

今回の事件で得た最大の教訓は、
「やっぱり夜はちゃんと寝るものだ。」
という事であると記しておきたい。



今年一年、お世話になったシューティング関係の皆様に

改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

さて、来年はどんな闘いが待ち受けているのだろうか。

おっと、休む間も無くまた大統領からのホットラインが入ったようだ…



〜完〜


  

2015年12月22日

24 -Twenty Four- 新宿MMS編

ピッコン、ピッコン、ピッコン…
(デジタル時計の音)


諸君。私はご存知ジャック・バウアー。

対テロユニットCTUのエージェントだ。

東部標準時間 2015年 12月19日 土曜日

通常任務を終えて帰途につこうとしたその時、

都内某所で秘密裏に
「朝までオールナイト! シューティングマッチ何種目できるか? マルチアスロン大会」
が行われているという情報を入手。


大統領命令により、私は止むなく現場に急行した。

また長い24時間の闘いになりそうだ…

ちなみに都内某所とは、新宿からほど近く各種設備も充実した

サバゲーマーにもシューターにも人気のインドアスポット
「新宿MMS」さんだ。


ホームページはこちらだ↓
http://mms-typed.com/

ガッツリ紹介しておく。

私が現場に突入した時には、盛り上がりの中すでに企みは始まっていた。



PM 8:00〜 AM 1:00

第一種目 「WING CUP」

現着したばかりで衛星の座標設定が間に合わず証拠写真を撮りそびれたので、
WING CUPさんブログからの映像を添付させていただく。



公式サイトはこちらだ↓
http://wingcup.web.fc2.com/

ヘキサゴン状に並んだ7枚のプレートを、
距離、制限時間、銃の持ち手を変えながら
何枚当たるかを競うマッチだ。

不定期に赤羽フロンティアさんレンジで本戦が開催されている人気イベントらしい。

私は初挑戦だったが、なかなか楽しませてもらった。

いわゆるプラチナカップの流れを汲む
元祖シューティングマッチの派生形であり、
シンプルな中にも
往年のシューターからニューカマーまで、
同じように楽しめる懐の広さを感じた。

事実、先ごろ行われた本戦では、ベテランさんと初参加さんが半々くらいで
なかなかの盛況だったという情報を掴んでいる。




第二種目「アンリミテッド」


もはやシューターには説明不要、JTSA主催で毎年春頃に開催される、
5枚のプレートを撃つ速さを競う人気スピードシューティングマッチである。

私にとって久方ぶりのアンリミテッド、
本気を出すとエージェントである事が
バレてしまうので、
あえてオープンガンで56秒に留めた。

物を投げないでくれたまえ。



名だたるスピードシューター達は、50秒を切りそうなタイムで上がっていた。

彼らも本気を出せば、40秒台は間違いなかろう。


今後もマークすべき要注意人物達である。




第三種目 「PMC=プレートマスターズチャンピオンシップ」


横一列に並んだ6枚の10㎝プレートを、
4〜7m の距離からそれぞれ制限時間&銃の持ち手を変えつつ
全セッション96枚オールクリーンを目指して
挑戦する渋い競技だ。

満点を出すには正確さと持続力、
タフなメンタルが要求され、ベテランシューターでも苦戦するが、

逆にガンバれば誰でも満点を出して
達成感を味わえる可能性がある。

地味で玄人好みのイメージがあるが、
ビギナーさんでも充分に楽しめるおすすめのマッチである。


実は、私は翌日に横浜PMCで開かれる
最期のPMCマッチ本戦に参加予定だった。

多くの諸兄は、「バカなヤツだな、帰って寝ろよ」とお思いの事だろう。

返す言葉もない(笑)

しかし、私はこの企みに潜入せずにはおれなかった。



個人的に本戦前の最後の練習となったが、

私の実力は、概ね96枚中 80枚後半〜90枚あたりでまったく進歩していない。

結果を出すには、今一歩、二歩と色々足りていないのだ。

この最後のPMC練習も、そんな結果で終わった。

やはり満射を目指すには、インナーバレルかチャンバーを替えるべきであろうか(笑)

それとも高額な光学チューブサイトを搭載するべきか

大統領に依頼してみよう。




AM 1:00〜AM 5:00

第四種目 「NPSC=んプシック」


聴き慣れない方も多かろうが、
CTUのクロエが掴んだ情報によると、
MMSさんでたまに開催される
IPSC=通称 「イプシック」と呼ばれる
シューティングマッチの体験版が
”なんちゃってIPSC=んプシック”であるらしい。

様々な種類のターゲットやバリケードが配置されたコンバットコースを回る
アクティブシューティング。

椅子に座った姿勢とか、ガンをテーブルに置いてスタート等、
実戦を意識したステージ構成もあり、

途中リロードも要求されたりする。

着弾点で配点が変わるダンボールのターゲットの他に、
当たると倒れるペッパーホッパーや
ぐるぐる回る「テキサスファイブスター」など撃ってて楽しいマトがあり

コースの攻略法も自分で考えつつ探る面白さもある。

日本でやっているのはまだコアな一部のシューターにとどまっているが、実際やってみると面白い競技である。

日本では、板橋のStage 6さんで本格的にクラブマッチが行われているらしい。



リアルガンの話になるが、IPSCから派生したという類似競技として
先日参加した「IDPA」がある訳だが、

最大の相違点として、より競技性の強いIPSCではスティールチャレンジに使うようなバリバリのスピードレースガンが使用OKというところだ。




マトを落とすと重心が変わり、回転する
テキサスファイブスター


実銃競技ではよく目にするが、トイガンでは
初体験。

すごく楽しみだったが、私の9㎜ グロックレースガンではパワー不足だったようで、
当たってもマトがなかなか落ちずにご迷惑をおかけした。

次回があればマガジンをあっためて、
パンチのある45口径あたりで再挑戦出来たら良いと思う次第だ。



バッグを片手に射撃などというシチュエーション設定もある


先々週のN-IDPAに潜入した際にCTUエージェントだとバレて拘束され、
手錠をかけられながらも銃撃戦をやった私にとっては

バッグを持つくらいは造作のない事だ(笑)

重ねてお願いするが、物を投げないでくれたまえよ。





第五種目 「ロシアンスティール」


前述のWING CUPと並び赤羽フロンティアさんレンジで不定期開催されている
スピードシューティングマッチ。

実際にロシアで行われているという実銃マッチをベースにトイガンアレンジされた新しい競技で、
既存のスピード系マッチとの違いは
移動やリロード、片手撃ちが要求されたり、バリケード射撃があったり
マトによってダブルタップ(2連射)の指定があったりと
多分にコンバットシューティング的要素が
加味されているところにある。

いわゆるスピード系とコンバットコース系の
ハイブリッドなスピードシューティングである。

スコアリングやレギュレーション等、
IPSCやIDPAに比べてシンプルな点も
とっつきやすさに寄与している。

画像では便宜上、ターゲットが丸いプレートとラクタングルになっているが、
実際はラクタングルではなく、IPSCのようなオクタゴン形状のスチールプレートを使うらしい。




個人的にスティールチャレンジなどのシンプルに5枚撃つ速さを競う王道スピード系マッチは
すごくチャレンジングで楽しいと思っているが、

「ただ突っ立ってマト撃つだけとか、つまんなさそう」
と感じる人達もいらっしゃると聞く。



IPSC、IDPA、そしてこのロシアンスティールなどは、
アクション的要素もあって、いわゆるそのような従来からのシューターではない層もとりこんで
シューティングを楽しむ人がさらに増える受け皿の一翼を担う可能性を大いに秘めていると思われる。

もちろん、シューティング大好きな人達なら
なおのことドハマり出来るであろう事は想像に難くない。



CTUのクロエが(しつこい)

…情報によると、来年一月に開催予定の本戦は、
すでに満員御礼でエントリー締め切りとの事だが、
その事実が注目の程を如実に証明している。






私事になるが、今年は従来から挑戦してきた
スティールチャレンジ、JWCS、エリートオペレーターズ、PMCに加え

まだ一度だけだがAPS、葉隠れマッチ、
N-IDPAにも初参加。

秋葉原 ターゲット1さん主催のリボルバーマッチや久方ぶりのサバゲーも
新鮮で楽しませて頂いた。



懇意にさせていただいてたBlue Targetさんの
閉店という残念な出来事もあったが、

その後、再び色々なレンジさんにお邪魔する事で
改めていろんな方とお会い出来たり、新たな挑戦の機会も増え
終わってみると得る物も多かった感がある。

総じて成績はともかく、色々体験できてまた
トイガンシューティングの楽しみ方が広がった一年であった。



今回のオールナイトシューティング会、
赤羽系シューターさんが多かった事もあり
赤羽よりのマッチセレクトだったが、

どれも楽しいものであった。

いずれにせよ、サバゲーにはサバゲの、
各種シューティングマッチにはそれぞれの競技によって
違った楽しさがあるという事で、

色々やってみるのも新たな発見があって
面白いと思われる。


そんなこんなで、合間には皆さんで中華を食べたりという
和やかな場面もはさみつつ


(いかにも呑みそうな豪華メンバーですが、射撃するので一切飲酒なし)

以上5種目で明け方となり、この無謀かつ
画期的な企てへの潜入捜査は終了し
なんとか生還する事が出来た。

また、比較的マトモな方々は頃合いを見て
挨拶を交わしつつ撤収されたのだが、

僅かに残った5名の完全にアタマのおかしいやさぐれ達が
さらにその後、

ジャパンスティールチャレンジのステージを
自主的に朝7時まで周っていたという

呆れた事実を記載しておく。


彼らの名誉を鑑み、居残り組の個人名はあえて伏せておきたい。




今回は各種目の成績をポイント換算した
総合ランキングも最後に発表され、

私は図らずも一位となり、栄えあるガンバカの称号をありがたくも頂いたのだが、

あとあと冷静になると
頑張り所を激しく間違えた感も若干否めないところではある(笑)


優勝賞品はマルイ M4 MWSだとの情報があったのだが、どうやらガセだったようだ...


最後になったが、この企みを開催した新宿MMSさんオーナーのDさん
並びに首謀者のdeliさんに

改めてお礼を申し上げておきたい。

ご一緒した皆さんも、お疲れ様&ありがとうございましたm(_ _)m



さて、すっかり空も白み、
徹夜の捜査でメルトダウン寸前の脳味噌を
リフレッシュさせる冷たい空気に触れ

やっと事件も片付いたかと一息つく間もなく

シューティングの聖地 横浜PCMで開催される最後のプレートマッチ
「PMC LAST STAND」の開始時刻は

無情にも刻一刻と迫ってきたのであった…


ピッコン、ピッコン、ピッコン…

〜後編に続く〜





  

2015年12月14日

ALL or NOTHING

冷たい小雨そぼ降る日曜日。

いつもお世話になってます兄貴分シューティングチーム
「虎穴堂」さんの秘密道場にお邪魔してきました。


今回は12/20に開催されるプレートマッチ
「PMC=プレートマスターズチャンピオンシップ LAST STAND」
に向けての特訓。

ベテランシューターの聖地
横浜PCMさんで開催される最後の大会とあって、
皆さん練習にもひときわ気合いが入ってました。

虎穴堂総帥 タイガーバームさん




いつもお誘い感謝です。


虎穴堂のガンマイスター ロードランナーさん





タイガーさんとロードランナーさんのレースガンには、一見すると同じに見えるSTIロゴ入りの
ダットサイトマウントが。


片方はホンモノ、もう片方はレプリカだそうです。

さて、どっちがどっちでしょう?

正解した方には、マスターヨーダさんからの
熱い抱擁がプレゼントされます!


虎穴堂ムードメーカー マスターヨーダさん。


ヨーダさんは精密系人気シューティングマッチ
「JANPS」でも使っているという
バリバリのカップガン


プレート競技はもともと、実銃の有名マッチ
「ビアンキカップ」
の1種目
「フォーリングプレート」に由来してるそうで、

ビアンキカップ(日本ではJANPS)用の
精度重視で重量感のあるカップガンが
もっとも適したカスタムなんですよね。


今回初めてご一緒させていただきました、
虎穴堂 影の総帥らしいMさん。


手慣れた射撃動作は、ベテランのオーラむんむんでした。


イヤマフが雰囲気あってカッコよかったです。


午後から登場の、FETからムーバーから、
ミサイルからパンティまで何でも作っちゃうスーパーメカニック
osamuraiさん。


optima 2000 搭載 XDM 「葉隠れスペシャル」


PMC本戦ではバリバリのカップガンをお使いになる予定というosamuraiさん

なぜ、キックバックが強いXDMを練習で使ってるのかお伺いしたら、

「あまりに当たるカップガンばかり使ってると、ちょっと楽をしてしまうので
あえてXDMを使ってちゃんと狙って撃つ
クセをつけている」
との事。

ストイックですね〜

グリップフレーム周りのメカメカしさがカッコいい

ゲストシューター、
若手筆頭株 Abeちゃん。


今回もオールクリーンまであと一歩の、
さすがの精度を見せつけてました。

Abeちゃんのエモノは先週紹介したので省略(笑)

二刀差しならぬ二挺差しのAbeちゃん。

殺る気マンマンですね〜


お馴染みSATマガジン編集部のテラさん。




サイトロン MD-33搭載 電動ハイキャパEで挑戦。

めっちゃ撃ちやすくてズルい(^^;;



…という豪華メンバーで、本番さながらの
地獄の特訓が繰り広げられたのでした。

タイガーさん、ヨーダさん、Abeちゃんが
次々とフリースタイルクリーンを出し、

かなりの仕上がりを見せる中


傍では虎穴堂名物、小ネタの応酬。

調子良さげにプレートを倒すタイガーさんの後ろでヨーダさんが、

「神が降りてきてるなぁ〜!

…そういう神々しいモノが降りてくるの、
何て言ったっけ ⁈

御来光…じゃなくて…


ご臨終 ⁈」



…「ご降臨」です。

腹の腹筋も鍛えられる、楽しい練習会でした。

もう来週は本戦ですね。

虎穴堂の皆さんは、ジャッジやスタッフも務められるという事で、

よろしくお願いしますm(_ _)m

当日までお風邪などひかれぬよう…






SATマガ、テラさんが秘密のブツを持ち込んできまして、
皆物珍しげに大注目。

え? そのブツは何だって⁈

それはですね… なんとあの…


…おっと、どうやら家の周りをSWATに囲まれているようです。

ブログ書いてる場合じゃなさそうなんで、
失礼しますよっと…

〜おわり〜








  

2015年12月13日

長いのはお好き?〜M&P 5 inch 樹脂スライドレヴュー〜②

前回に引き続き、ファイアフライ製
「マルイ M&P用 5 inch 樹脂スライドキット」
レヴュー part 2


今回は作動&実射編です。

ルックスは申し分ないカスタム樹脂スライド、


ロングとマルイ純正との長さ比較。

肝心の実射は果たして…?

まずはちゃんと撃てるか、軽くグルーピングを見てみます。

・室温 17℃ 屋内 両手保持 スタンディング

・マルイ ベアリング 0.2g BB弾 使用

・マトの直径 7㎝ センターサークル 2.5㎝

※ デトネーター製 StomeLake アルミアウターバレル

KM企画 TNパーフェクトバレル 100㎜ 組み込み



5m 10発


グルーピングは約5㎝ってとこですかね。

次は6mのベストグルーピング 10発


かなりまとまってる方だと思います。

…実は最初、自分の個体では素組み状態だと
6m ド真ん中照準で 着弾が2㎝くらい右にズレたので、

サイトやバレルクリアランスを微調整。

今回はとりあえず付属のジュラコンアウターバレルを使わず、
ベースモデルのマルイM&P自体にも
ロットや個体でいわゆる「公差」があると
思いますので、

この辺は色々詰めていくのも楽しみのひとつかと。

最後に7m 10発



悪くないですかね。もうちょっとかな〜


作動に関してですが、現在200発程撃った時点でマルファンクション等の不良なし。

軽量、強靭な樹脂なので、ロングスライドにも関わらず
4.25 inch スライドと遜色ないキレの良い
作動でした。


真鍮製 スライド削れ防止パーツも目立った変形はなく、
ちょっと固定に不安の残ったフロントサイトも
今のところブッ飛ばずに無事です(笑)

一応軽く動画撮ってみました。




総評…眺めて良し、撃ってよし(^^)

ハンドガン一挺分の値段はしますが、
より高価でコンプライアンス的にも不安のある
メタルスライドよりは

安心してサバゲにシューティングマッチに
使えるメリットはあると思います。


このスラッとしたフォルムに惹かれる
M&P好きの方も意外と多いのでは…?

気になる耐久性については、これから
バシバシ撃って確かめたいと思います。

現在、WEBショップ 「G.W.A」さんの
サイトで購入可能みたいです。


http://gwa2002.net

…おまけ

M&P Vカスタムのタンカラーフレームに載せて
ツートーンにするとこんな感じ。





おお…コッチも悪くないわ〜(ジコマン)

〜おわり〜  

Posted by suepurio at 22:46Comments(3)エアガンカスタム

2015年12月12日

長いのはお好き? 〜M&P 5inch 樹脂スライドキット〜

M&Pはロングとショートサイズどちらになさいますか?

えーと…とりあえずLでお願いします…

今回は、エアガンパーツメーカー
ファイアフライ製

「マルイ M&P用 樹脂製 5inch スライドキット」
をレヴューしたいと思います。

http://gwa2002.net

ファイアフライさんといえば
「はみけつ」やら「ゲボスケ」やらユニークな
ネーミングの、
かゆいところに手が届く的な良質カスタムパーツをリリースしてる
サバゲーマー、シューター問わず愛用者の多いメーカーさんですが

ついにカスタムスライドという大きな外装パーツを発売という事で

気合い入ったのか、今回特に斜め上な名前は
ついてません(笑)

「M&Pのカスタムスライドなら、5inchでも
ATEIコスタモデルでも、
カッコいいメタルスライドが選り取りみどりじゃん⁈」


…と思う方もいらっしゃると思いますが…

確かにメタルスライド、質感も高いしカッコいいですよね。

正直に言いますと、僕もよく知らない頃に買った事ありんす(^^;;

しかしトイガン界の生き神様、あの有名な
タニコバさんもコラムで書かれてますが、
現行の法律上だと警察司法の胸先三寸で違法扱いになる可能性大な
グレーゾーン製品なんですよね。

サバゲーの普及に伴いだいぶ認知度が上がってきたとはいえ、
何かと槍玉に上げられやすいガンマニアというカテゴリー

突っ込まれ所を万が一にも無くして、
長〜く楽しく趣味を続ける為に

全てのシューティングマッチでは
メタルスライド(フレームも)完全御法度となってるんですね。

今回の製品は、そんなメタル敬遠派でも
気兼ねなくM&Pバリエーションを楽しめるという事で、

発表から楽しみにしてました(^^)

ちょっと脱線しましたね…閑話休題。

M&P 5inch 樹脂スライドキット セット内容


・スライド本体
・ジュラコン製 アウターバレル
・スライド削れ防止用インナーパーツ
・アウターバレル&インナーパーツ固定用
ネジ×3本


スライドのマテリアルは、ABS樹脂と同等の強度をもつ
ポリウレタンだそうです。

まず外観。


刻印はバッチリ再現。ちゃんと「M&P9 L」になってる(^^)

反対側のS&W刻印も。



綺麗にエッジが効いた造形。

よ〜く見ると、KSC製品みたいに
うっすら削り出しのツールマークのようなものが見えます。

ちょっと写真じゃ分かりづらいかな?

詳しくは知りませんが、
多くはないであろう生産数から考えると、
金型に金がかかる射出成型ではなく、NCマシン加工なのかな?

エキストラクター周り。


ここもプラですが、別パーツを接着してあり
雰囲気満点。

ちなみにコチラがマルイ 純正。



頑張ってると思いますが、やはりモールドの安っぽさは否めないところ…

うっすらグレーのマットなテクスチャーも相まって、
ルックスは総じてマルイ純正より高品位な印象。

まぁスライド単体でガン一挺分の値段するだけはあります。

内側のスライドストップと噛み合う部分は、真鍮削り出しの強化パーツ 通称 金歯が入ります。


パーツ自体を接着しつつ、極小プラスネジ2本で固定。


精密ドライバーが必要です。

フロント&リアサイト、ブリーチは
元のマルイパーツを使用。


リコイルスプリングガイドも、純正の短いヤツをそのまま使います。

実物も4.25 inch モデルと共用みたいですよね。

組み込みはヤスり、削り一切不要の完全ポン付けOKでした。


ただ、フロントサイトが入るスライド内側が

平らな純正と違い丸みを帯びてる形状なので、
フロントサイトを裏から固定するΩ型のパーツを嵌めると
Ωパーツが若干浮いてしまいました。


このままでも組み上げて撃てますが、
浮いたパーツにアウターバレルが干渉して少し下に押されるので、

気になる方は薄いプラ板か何かでサイト固定パーツを自作するとかすれば良いかもとの事です。

説明書にはフロントサイト接着が推奨とありましたが、

また戻したくなった時を考えて、自分は
Ω型ストッパーを熱して
スライド内側のR形状に合わせて曲げて
浮かないようにしました。

さて、アウターバレルですが、
純正の短いアウターバレルをチャンバーブロックのちょい先あたりからカットして、

インナーバレルの前半分くらいに付属の
ジュラコンパイプを差し込む方式になってます。

つまり、チャンバーブロック付近は
スライド後退に合わせてティルトして落ち込むダミーショートリコイルだけど、

ジュラコンパイプはインナーバレルにイモネジ固定するので、

バレル先端はティルトもショートリコイルもしない
ストレートブローバックみたいな形になるんですね。

ここでひとつ疑問が。

各種シューティングマッチでノーマル(に準じた)ガンを使う場合、

ダミーショートリコイル動作のオミットは
NGのマッチありますよね。

バレル切断加工をやった場合、このルールに
抵触するのかな?

あと、リアル外観にこだわるなら、スライド後退時にアウターもティルトして欲しいところ。

…とりあえず色々メンドかったので(笑)

手持ちのデトネーター製 STORM LAKEタイプ
サプレッサー対応 アルミロングアウターバレル
を仮装置(^^;;


長さピッタリ(笑)


先端にネジ切ってあるがな…



ちなみにネジ部分外径はアウターバレル径より細いので、
スライド内側には干渉してません。

こうなると、ストレートな5inch アウターバレルも欲しいトコだけど、

単体では売ってないので、

純正パーツを二個イチするとか、なんとか工夫するしかないかなー

とりあえずアウターバレル加工を除いて
組んでみました。




か、カッコいい…(ジコマン)


昔はP228とかG19とか、寸詰まりコンパクトなモデルが好きだったんですが

最近はG34とかこのM&P 5inchとか、

スラーッとしたスマートなスタイルに憧れます。

自分が寸詰まりだからですかね(笑)


次回は実射テストしてみます〜(^^)


〜おわり〜  

Posted by suepurio at 22:17Comments(0)エアガンカスタム

2015年12月09日

IDPAだ! らんまるぽむぽむだ‼︎ 武器を捨てろ‼︎

2、3日経っちゃいましたが、12/6の日曜日

埼玉は越生で開催されましたシューティングマッチ
「N-IDPA JAPAN NATIONAL 2015」に初参加してきました。


IDPAとは何ぞや? 詳しくはコチラ↓
http://www.n-idpa.com/index.htm


タクティカル系シューターに大人気のこの大会、
来年で10周年を迎えるそうです。


いままで体験練習会しか参加した事ないのに
ポスタル飛ばしていきなりナショナル(笑)

ちょっとビビり入ってましたが、
当たって砕けてきました。

一番印象的だったのが、国内でちょっとこれ以上は無いんじゃない?
…というくらいのギミックに富んだステージの数々


フットスイッチで動くターンターゲットや、

引出しに連動して揺れるスインガーなどなど


「シューティングのテーマパーク」という謳い文句、まさにその通り!


こんな手の込んだステージを考え、一生懸命設営してくださる
N-IDPAメンバーの皆さんの情熱と御苦労を考えると
アタマが下がります。







コンシールドキャリー前提のIDPAでは厳格なガンサイズ規定があり、この箱にスッポリ入ってフタが閉まらないと使用不可となります。



マッチ自体は内容濃すぎて、文章だと長ったらしくなるので、

動画を勝手に作ってみました。



当日の雰囲気伝わるかなぁ?

実戦想定のシチュエーションシューティングって事で、

クルマに乗った位置からスタートしたり、


ライト片手に、暗いキルハウスに突入したり


手錠をかけられたり(笑)


日本では拳銃護身術が実際に役立つことは
ないでしょうけど(あっても困るが)


ハリウッド映画のワンシーンに入り込んだ気分で
いろんなアクションを交えながらのシューティングは

他のマッチとはまた一味違った
とても楽しい経験でした(^^)



真剣に攻略法を考え中の、ターゲット1コンビ
サムライダーさん & せるさん

お二人ともノーペナルティステージを連発。
さすが日頃から鍛えてるだけありますね(^^)



ボクはM&P9 でESPクラス(プチカスタムOK)に挑戦。


一番ベーシックな、肩慣らし的シンプルさのステージ1からスタートだったのですが、

手順はわかってたのに
ホルスタードロウして初弾を撃った瞬間、

「あれ?…次何するんだっけ⁈」

と、アタマ真っ白(^^;;

撃ち損じのペナルティも重なり、最初にしてすでに大コケしたのでした。

最初はダブルタップで3枚のマトを撃つという
そんなに難くないシークエンスだったのに

もうボケ始めたのかもしれない。マジで。

あと、マト自体を外してなおかつ
規定着弾数にも満たないと、
一発=5ダウンも取られるのよね。

これはアタマに無かったわ。

いきがってヘッド狙わなきゃよかった(^^;;



もうあとは開き直りで、落ち着いて丁寧に撃った結果、

手錠で拘束ステージやクルマステージは
なんとかゼロダウン(ノーペナ)で終了。

ホステジも撃ちませんでしたよ!(笑)




ローライトステージでは案の定スインガーに苦戦させられまして、
ゼロはなりませんでした。



…ゼロ、ゼロって言うとゼロ点みたいだけど、
マトのバイタルゾーンに見事着弾で
”ゼロダウン” =ペナルティ無しって事なんですよね(^^;;


ターゲットは最長でも5m程度、ほぼゼロ距離に近いマトもあり
決して遠くはないんだけど、

動きの中での射撃はすんげー難しいですよね。

いい結果目指してガチで撃つのは当然なんですが、
それ以前にアトラクションとして純粋に色々楽しませていただきました(^^)

基本タイム競技ですが、
いかに正確にミスなくクリアできるかにも

すごく重きがおかれていて、

栄誉あるBest Accuracy賞なんてのも設けられています。

ちなみに今回その賞に輝いたのは、
よくシューティングマッチでご一緒する
群馬 KitBoy 軍団のヨコサワくん。


CDPクラスでは、お世話になっているJINNさんが見事2位、KitBoy 真電くんが3位


みんなホントに嬉しそうな顔してました(^^)


おめでとうございます(^-^)/

順位に関わらずクジで当たる、豪華賞品の数々



有名メーカーの協賛も多い人気の大会ですねー


2daysで行われた今大会、

優勝候補筆頭揃いの最強シューター勢は
軒並み1日目に参加という事で

2日目参加のボクはお会い出来ませんでしたが、

最終総合リザルト、フタをあければ

数々のマッチを席捲する方々が順当に
各クラスのトップをかっさらっていきました。

ざっくりリザルト

CDP クラス
1st: サメシマ カズキさん

2nd: タカギ ヒトシさん

3rd: シダラ ユウキさん



SSP クラス
1st: タカハシ ユタカさん

2nd: ヒグチ リョウさん

3rd: ホシノ トシエイさん



ESP クラス
1st: ヒラノ テツヤさん

2nd: シダ トモフミさん

3rd: ヤダ マサシさん



リヴォルバークラス
1st: アラキ ヨシタカさん

2nd: カネコ タカシさん



カービンクラス

1st: サメシマ カズキさん

2nd: ヒラノ テツヤさん

3rd: シダ トモフミさん



Best Accuracy 賞

ヨコサワ ヒロキさん


…お馴染みのツワモノ揃いですよね(^^;;


初日の射撃シーンも見たかったなぁ


入賞者に贈られる、記念の盾

ちなみに自分はESPクラス 6位。
とにかくステージ1がひどすぎた…

やる事決まってて、反復練習が大事な他のマッチと違い

その日その時に発表されるステージの出たとこ勝負。

基礎射撃ヂカラは言うに及ばず、
ステージの理解力や即応性も求められます。

カラダが斜めったり、しゃがんだりしながらちゃんと当てる技術だとか

自分は何々クラスで装弾数何発だから、
アソコでリロードすると速いとか、

残弾のあるマガジンは捨てちゃダメなんだけど、
撃ち切ってホールドオープンの場合は、
空マガジンをパージするエマージェンシーリロード(一般的に言うスピードリロード)
してもOKだから、

アソコでワザと多めに撃ってマガジン捨てたほうが
速いとか…(笑)
(あからさまだとペナルティ取られるらしい)

色々オレの苦手なヤツや(笑)

そこが逆に面白いんだけどね。




そしてお待たせしました今回もう一つの目玉
吉本のミリタリー好き ガスマスク女芸人さん

「らんまるぽむぽむタイプα」さんが

スペシャルゲストで参戦。


サバゲー経験は豊富なものの、シューティングマッチは初めてという彼女。

エスコート役のJINNさんがインストラクターとなって
かなり真剣に事前練習されてたみたいで

ちょいちょいアブないシーンはご愛嬌として、

素早いリロードやら身のこなしやら、

随所でいい射撃を見せてくれました(^^)




キャラではなく、ホントにミリタリー好きでかつ愛敬ある気さくな人柄に

周りのオッサン共はすっかりファンに(笑)

12月の越生は底冷えのする寒さでしたが、

らんまるさんのおかげで華のある賑やかな雰囲気になってました。

また来年もチャレンジするぞとおっしゃってましたが、

その頃には今よりもっと人気者になってて

大会が凄い事になったりして(笑)


オレもちゃっかり撮ってもらったぞツーショット

年甲斐もなくスイマセン…

モノを投げないでくださいね


最後になりましたが、こんな大掛かりでチャレンジングなマッチを企画、運営してくださる
N-IDPAメンバーの皆さんに

改めて感謝を申し上げます。


ありがとうございましたm(_ _)m

来年は出来ればポスタルにもちょいちょいお邪魔しつつ

また年イチのお祭り、ナショナルに挑戦したいと思います。

Photo by Mr.JINN



オマケ…試合はいいとこ無かったんだけど、
物的収穫が二つ。

CQCホルスターに貰ったらんまるぽむぽむさんのサインと

大会に参戦していらしたファイアフライ

ワタナベ社長から売っていただいた


マルイ M&P用 5inch 樹脂製スライドキット


次回は、このスライドキットについて

書いてみたいと思います(^^)

〜おわり〜  

2015年12月06日

PMCだ! 床に膝をつけ!

すっかり12月。

今年の冒頭に「2015年もあと残すところ…」ってカビの生えたボケをかましましたが、
ホントにあと僅かになってきましたね。

年々盛り上がりを見せてるエアガンシューティングマッチも
まだまだ年末まで色々開催されます。

今日はいつもお世話になってるGUNSMITHバトンアキバ店さんで、
デイヴ金子店長主催の

「PMC=プレートマスターズチャンピオンシップ」練習会にお邪魔してきました。


距離や制限時間を変えながら、6枚の10㎝プレートをいかに多く倒せるかにチャレンジするPMC


両手で撃つ「フリースタイル」セッション 48枚

利き手&逆手のワンハンドでそれぞれ撃つ
「アンビデクストラウス」セッション 48枚

計96枚の満点目指してシューターの皆さんが毎回果敢に挑戦します。


大人気のスピード系マッチ
「ジャパンスティールチャレンジ」のような
スピードと爽快さとは対照的に、

96枚オールクリーンした時の噛み締めるような達成感目指して
精密さと持続性、タフなメンタルが要求されるいぶし銀なマッチですね。

スピード系ばかりやってると、速く撃つ事ばかりに気が行って
ともすれば射撃が色々雑になりがちなんですが、

PMCのような、「しっかり構えて、狙って撃つ」
(しかもそれを100回近く反復する)事が要求されるマッチは、
最も大事な射撃の基礎ヂカラがとても鍛えられる気がします。

自分も苦手な方なもんで(^^;;

バトンさん射撃会はちょくちょくお邪魔してますが、

今回も金子店長が楽しく厳しく盛り上げてくださいました(^^)


金子店長私物の新品ホヤホヤ
マルイ グロック34


触らせていただきました(^^)

長いスライドがスラッとしてていいですね〜

作動も17と変わらず、キビキビした印象でした!

フルサイズなので、特に遠距離で安定感のある印象。

やっぱいいなぁ〜


そしてJWCSポスタルマッチでもご一緒したKさん。


KJワークス CZ P-09でタクティカルクラスの練習されてました。

P-09、初めて触らせていただきましたが、
トップヘビーながらも安定感あるフィーリング。


決してリーチが短い訳ではないですが、
ダブル、シングル共に、素直に引けてストンと落ちるトリガープルが印象的でした。

Kさん、時間が厳しい4mや遠くて難しい7mでも見事にクリーンを出してたかと思うと、

たまにストリング12枚中2枚しか当たらない
「秘技 十枚落とし」が炸裂したりして、

「さっきまであんなに当ててたのに、どないなっとんねん‼︎」と、皆でツッコミ入れつつ

相変わらず笑いの絶えない、腹筋も鍛えられる練習会でした(^^;;

精密シューティングマシーン
Abeちゃん。


お久しぶりでしたが、精度の高い射撃の腕は
相変わらず。

フリーダムアートさんのカスタムパーツをふんだんに使って新調したという
1911 シングルスタックレースガンで、
満射96枚まであと一枚に迫るスコアでした。


もし本戦でAbeちゃんと同じ組になったら、
隣で捨て身の「秘技 十枚落とし」を炸裂させて彼の気を削ぎ、
名人位獲得を阻止したいと思います。


Abeちゃんは、1911ナイトウォーリアカスタムTACガンも持参。


ボク、まともに1911系撃った事ないんですが、
Abeちゃん1911は、二挺とも非常に撃ちやすくて良く当たる良いガンでした。

G34が欲しかったけど、浮気しちゃおうかな…(^^;;


…そんなボクはと言いますと、最高90枚を越えられず。


進歩ねぇなぁ〜

やっぱインナーバレルかチャンバーかな(笑)

いや、そもそもグロックが向いてないのか…

いや、むしろ生まれてきた事が間違いだったのかもしれなry…(笑)

特訓メニューも挟みつつの3ラウンド、
ご一緒した皆さんありがとうございましたm(_ _)m


最後にバトンさんアキバ店ラインナップの中から、
個人的に気になるエモノご紹介。

実物と見まごうほどの至高のリアルさ
E&L AKシリーズ。


クラシカルな47も、モダナイズドモデルもカッコいいですよね。

ボクの好きなICS SIGシリーズ


コチラはSG551

自分のSG552LBもアキバトンさんで購入。
愛用させていただいてます。


凝縮感がカッコいい
LCT PP-19-01 Vityaz (ヴィチャズ)


ロシア語で「騎士」の意味だそうですね。

AKの機構を用いて9㎜にコンバートした
無骨なサブマシンガン。

ヘリカルマガジンの「BISON」とは違って、オーソドックスな
ボックスマガジンタイプ

ロシア版 MP5ってトコですかね。
コンパクトで良さげですね。

台湾の人気メーカーICSのAR系ニューラインナップ
PAR Mk Ⅲシリーズ。


あまり馴染みのない印象ですが架空ガンではなく、
PROARMS社という実物メーカーの正式ライセンス品だそうです。

HK 416的な、ガッチリとしたマッチョなAR系ですよね。

キアヌリーヴス主演最新作
「ジョン・ウィック」にも登場したという
ユニークなプルバップライフル
Silverback SRS A1


なかなか豪華なお値段でしたが、サバゲで
こんなん持ってたら強そうですね〜

コンパクトですが、バレル長 22inchもあるそうです。
一度撃ってみたい。

雑誌のショップ競合カスタム特集に掲載されたというワンオフカスタム

LOVAタイプKeymodを備えた
ピンキーなAPS M4 Keymod LPAも展示してありました。


色はともかく(ゴメンなさい) これもカッコいいなぁ〜

…とそんなこんなで、バトン アキバ店さん
お世話になりましたm(_ _)m


ちなみにプレートシューティングマッチ
「PMC 2015 最終戦 LAST STAND」は12/20 (日)
今年いっぱいで閉店になる横浜PCMさんでの
最後の開催だそうです。

エントリー受付中との事ですよ〜
http://takeoishii.militaryblog.jp/e716886.html


さて、日曜日はタクティカル系シューティングマッチ
「N-IDPA JAPAN NATIONAL 2015」に初挑戦してきます。


マッチ自体は玉砕覚悟なので、
せめてらんまるぽむぽむさんにサイン貰って
よい思い出にしたいと思います。


〜おわり〜