2015年05月23日
2008 LE
シリーズ最終回(やっとかい)
今回お借りした、タケオ塾長所蔵の”APS-3 2008 Limited Edition ”

実銃の再現ではない、完全オリジナルデザイン。アキュラシーに特化したAPS競技専用銃。
実銃をリアルに模したレプリカトイガンも魅力的ですが、
エアガンとして当てる事に的を絞ったキレキレデザインには
トンがった異質なカッコよさを感じます。
このままスターウォーズとかに出れそうだよね(笑)

始めるにあたって、APS-1と3を撃ち比べさせていただいたのですが、
よりロープロファイルで自然な感触、しかも比較的軽い「3」の方が
初心者のボクには撃ちやすく感じました。
今更書くまでもないですが、APSは競技認定銃しか出れませんよね。
マルゼンさんとKSCさん、2社からAPS認定銃が出てますが、
実質的にはマルゼン APS-1 or 3が
シェアのほとんどを占めてるようですね。
スプリング式のAPS-1と違って、3はエアーコンプレッション方式。
メタルレッドのエアシリンダーがイカしますね!

発射手順は
①まず上部後端のコッキングプレートを上に開いて…
②エアーコンプレッションレバーを下いっぱいに展開。

③ゆっくりもどして
(この時ポンピングするのでちょっと力がいります)
④コッキングプレートを閉じて完了。

発射準備にツーアクション必要ですが、
慣れたら別に気になりません。
コッキングプレートを開いた時に、マガジンからチャンバーに入る弾が
フレーム上部の穴から見えます。

オペレーションミスはいろんな意味で御法度なAPS、
毎回、ちゃんと装弾されるか目視確認が重要らしいですよ。
APS-3は、コッキングプレートのみ操作する事でドライファイア練習も可能らしいですが、
APS-1はシリンダー周りにダメージを与える為、空撃ちは厳禁とか。
発射の際にコックしたシリンダーを閉じる時も、
チャンバーに入る弾の位置を常に一定にするため、
ゆっくり丁寧にやるんだそうです。
精度を追究するだけに、女性に接するようにやれって事ですね(笑)
あとは、地獄のようにライト&シャープなトリガーを引けば(というか触れれば)発射。
最初のウチはトリガーの軽さに慣れず暴発の危険が大なので、
充分気をつけたいところです。
APS-3のマガジンは着脱式。

純正だと装弾数 5(+チャンバー内に1)発みたいです。
1セット5発を2セット撃つブルズアイやシルエットでは、途中で一度マガジンチェンジが必要。
5発×3段=15発を撃つプレートでは、
一段終わる毎にマグチェンジが必要ですね。
タクトレ系と違ってスピードリロードの必要はなく(笑)、リロードの時間は待ってもらえるので
慌てる事もありません。
ちなみにマガジン装着状態でも、給弾口からリロード可能。

このAPS-3 タケオスペシャルはマガジンが連結カスタムされていて、
上部がリザーブタンクとなっており、最初に満タンにしておけば
途中ワンタッチのフォロアー操作で給弾無しに連続15発以上撃てる仕様です。

ちなみによくやりがちなのが、
フォロアーロックの解除し忘れなんだとか(^^;;
ソレやっちゃうと、チャンバーにいっぱい弾が入りこんだり、給弾不良を起こしたりで悲惨な事になるので要注意らしいです!
純正のAPS-1だと、内蔵マガジンにワンチャージ12発入るみたいなので、
ブルズアイとシルエットはリロード無しで、
プレートも途中一回リロードすればいいですね。
今回意外だったのが、定番と思われるマルゼン スーパーグランドマスター0.28g弾の他に使用シューターの多かったG&G 0.3g弾。
サバゲユースでは精度が高くコスパも良いと定評のある弾みたいですが、
APSでもシェアを獲得してるんですねー
APSでは、待機中にマガジンへ装弾するのはOK。
と言うか時間のムダだから、むしろ待機中にやっとけ的な感じです。(コッキングはNG)
撃ち終えた後も、コッキング状態でなければ他のマッチのように
アンロードする必要はありません。
感覚的にちょっと違和感ありますが、慣れですかね(^^;;
タクトレ等でも、常にガンをホット状態のままで、セイフティやマズル方向に充分に配慮して待機する場合ありますよね。
つまり、扱う側の人間の、高い意識と習熟度が一番のセイフティってことですね(ちょっとカッコいい事いったオレ)

※画像は転載です
オモチャだし気張りすぎじゃねー?
とか言う人も居ますが、
安全に気を使った捌きを自然にやってる人は、サバゲー、シューティングマッチ問わず
それだけでカッコいいですよね(^-^)
APSハンドガンは、チューンドだとだいたい0.2gで初速90mps前後のハイパワー。
間違って人に当たると、洒落にならないですからね。
こちらはマニュアルセイフティ。左側から押し込んでON。解除は右から。ショットガンと同じ要領ですね。

カスタムグリップは、完璧なエルゴノミックフォルム。

モダンアート彫刻みたいなアヴァンギャルド形状で、握れば強制的に手が理想のグリッピングになります(笑)
3競技中、唯一ツーハンドホールドするシルエットの為に、
サポートハンドもピッタリ収まるカスタム形状になってます。
純正はも少し平面形状だったりするようですが、
赤羽フロンティアさん等でカスタムグリップ単体も販売してるみたいですね。
パームレストや競技銃のキモ、トリガーは位置のアジャスト可能。

トリガー自体を交換する事もできます。
このAPS-3 LE2008は、アウターバレル上部が20㎜レイルになってまして、
各種光学サイトを取り付け可能です。

デカいブレードのアジャストリアサイトがついてますが、
お借りしたカスタムは光学サイト前提でフロントサイトはありません。

高額な光学サイト…とか、言い出しそうな人が知人に2、3人いますので…(笑)
めんどくさいので先に言っときますね‼︎
タケオスペシャルに搭載されているのは、
実銃用 旧TASCO PRO POINT 3

見る人みんな口を揃えて、
「変わった形だね〜 そんなモデルあるんだね」
と言いますが、
塾長に聞いた所、以前ワンポイントマウントで実銃に載せて撃っていたら、
マウントに固定されたフロントチューブから本体がぶっ飛んでこのフォルムになったそうです(^^;;
機能的には全く支障なし。クリアな視界にシャープなドットが浮かびます。
比較的軽いとはいえ、総重量1㎏は超えてると思うので、
個人的には一度COMP T-1タイプのコンパクトなヤツも試してみたいところです。
APSはハンドガン、ライフル共に
オープンサイト部門
(光学照準器無し)
フリー部門
(銃に何を載せようが自由)
とあり、より撃ちやすいフリー部門は
色々な称号を獲得できる規定スコアのハードルが
若干高くなってるようです。
APSには必須の“マズルカバー”

競技中以外には常に装着義務があります。
射座に入ってジャッジのコマンドに従って外し、
撃ち終えたらまたコマンドで装着。
専用銃と並んでAPSのアイコンとも言える
重要なマズルコンシャスアイテムですが、
カバーをかけていても銃口の向きには気をつけたいもんですね。
これ、ヌイグルミとかついてたら可愛くない?
ところで、APSガンのバレル内径は約6.1㎜、カスタムなどで6.07㎜程度だとか。
所謂ルーズバレルになるのかな。
バレル内側はエアの整流と弾の加速を担い、
余計な摩擦を排して変な回転をかけないというコンセプトですかね。
JAMP等の精密系マッチでよく見られる、
ノンホップカスタムも同じ理屈ですね。
実際、名手が撃てば5mで2㎝、ノンホップですが10mで3×3㎝に当てる
アキュラシーが
その有効性を証明していると思います。

…とまぁ、付け焼き刃の知識をザッと並べてみました。
ベテランの方には今更感な内容かと思いますが、
自分と同じように、これから始めてみよっかな?…的な人がいたら、少しでも参考になればと。
てか、自分の銃買えよって?
あははははははは〜(=´∀`)
最後に、こんな過ぎたる獲物をお貸しいただいたタケオ塾長に、
心からお礼を申し上げまして
長きに渡った「APSシリーズ」
ひとまずお開きにさせていただきますm(_ _)m
もし読破してくださった奇特な方おられましたら、ありがとうございましたm(_ _)m
今後は5月に「蔵前工房舎」さんで、ライフル部門の公式記録会(すでに締め切り)
6月には赤羽フロンティアさん主催の
公式記録会が行われるようですよ。
http://airsportsgun.com
全国から猛者が集うという7月の年イチ本大会「APSカップ」に向けて盛り上がりを見せる事でしょうね!(^-^)


また挑戦したいなぁ(^-^)




〜おわり〜

今回お借りした、タケオ塾長所蔵の”APS-3 2008 Limited Edition ”

実銃の再現ではない、完全オリジナルデザイン。アキュラシーに特化したAPS競技専用銃。
実銃をリアルに模したレプリカトイガンも魅力的ですが、
エアガンとして当てる事に的を絞ったキレキレデザインには
トンがった異質なカッコよさを感じます。
このままスターウォーズとかに出れそうだよね(笑)

始めるにあたって、APS-1と3を撃ち比べさせていただいたのですが、
よりロープロファイルで自然な感触、しかも比較的軽い「3」の方が
初心者のボクには撃ちやすく感じました。
今更書くまでもないですが、APSは競技認定銃しか出れませんよね。
マルゼンさんとKSCさん、2社からAPS認定銃が出てますが、
実質的にはマルゼン APS-1 or 3が
シェアのほとんどを占めてるようですね。
スプリング式のAPS-1と違って、3はエアーコンプレッション方式。
メタルレッドのエアシリンダーがイカしますね!

発射手順は
①まず上部後端のコッキングプレートを上に開いて…
②エアーコンプレッションレバーを下いっぱいに展開。

③ゆっくりもどして
(この時ポンピングするのでちょっと力がいります)
④コッキングプレートを閉じて完了。

発射準備にツーアクション必要ですが、
慣れたら別に気になりません。
コッキングプレートを開いた時に、マガジンからチャンバーに入る弾が
フレーム上部の穴から見えます。

オペレーションミスはいろんな意味で御法度なAPS、
毎回、ちゃんと装弾されるか目視確認が重要らしいですよ。
APS-3は、コッキングプレートのみ操作する事でドライファイア練習も可能らしいですが、
APS-1はシリンダー周りにダメージを与える為、空撃ちは厳禁とか。
発射の際にコックしたシリンダーを閉じる時も、
チャンバーに入る弾の位置を常に一定にするため、
ゆっくり丁寧にやるんだそうです。
精度を追究するだけに、女性に接するようにやれって事ですね(笑)
あとは、地獄のようにライト&シャープなトリガーを引けば(というか触れれば)発射。
最初のウチはトリガーの軽さに慣れず暴発の危険が大なので、
充分気をつけたいところです。
APS-3のマガジンは着脱式。

純正だと装弾数 5(+チャンバー内に1)発みたいです。
1セット5発を2セット撃つブルズアイやシルエットでは、途中で一度マガジンチェンジが必要。
5発×3段=15発を撃つプレートでは、
一段終わる毎にマグチェンジが必要ですね。
タクトレ系と違ってスピードリロードの必要はなく(笑)、リロードの時間は待ってもらえるので
慌てる事もありません。
ちなみにマガジン装着状態でも、給弾口からリロード可能。

このAPS-3 タケオスペシャルはマガジンが連結カスタムされていて、
上部がリザーブタンクとなっており、最初に満タンにしておけば
途中ワンタッチのフォロアー操作で給弾無しに連続15発以上撃てる仕様です。

ちなみによくやりがちなのが、
フォロアーロックの解除し忘れなんだとか(^^;;
ソレやっちゃうと、チャンバーにいっぱい弾が入りこんだり、給弾不良を起こしたりで悲惨な事になるので要注意らしいです!
純正のAPS-1だと、内蔵マガジンにワンチャージ12発入るみたいなので、
ブルズアイとシルエットはリロード無しで、
プレートも途中一回リロードすればいいですね。
今回意外だったのが、定番と思われるマルゼン スーパーグランドマスター0.28g弾の他に使用シューターの多かったG&G 0.3g弾。
サバゲユースでは精度が高くコスパも良いと定評のある弾みたいですが、
APSでもシェアを獲得してるんですねー
APSでは、待機中にマガジンへ装弾するのはOK。
と言うか時間のムダだから、むしろ待機中にやっとけ的な感じです。(コッキングはNG)
撃ち終えた後も、コッキング状態でなければ他のマッチのように
アンロードする必要はありません。
感覚的にちょっと違和感ありますが、慣れですかね(^^;;
タクトレ等でも、常にガンをホット状態のままで、セイフティやマズル方向に充分に配慮して待機する場合ありますよね。
つまり、扱う側の人間の、高い意識と習熟度が一番のセイフティってことですね(ちょっとカッコいい事いったオレ)

※画像は転載です
オモチャだし気張りすぎじゃねー?
とか言う人も居ますが、
安全に気を使った捌きを自然にやってる人は、サバゲー、シューティングマッチ問わず
それだけでカッコいいですよね(^-^)
APSハンドガンは、チューンドだとだいたい0.2gで初速90mps前後のハイパワー。
間違って人に当たると、洒落にならないですからね。
こちらはマニュアルセイフティ。左側から押し込んでON。解除は右から。ショットガンと同じ要領ですね。

カスタムグリップは、完璧なエルゴノミックフォルム。

モダンアート彫刻みたいなアヴァンギャルド形状で、握れば強制的に手が理想のグリッピングになります(笑)
3競技中、唯一ツーハンドホールドするシルエットの為に、
サポートハンドもピッタリ収まるカスタム形状になってます。
純正はも少し平面形状だったりするようですが、
赤羽フロンティアさん等でカスタムグリップ単体も販売してるみたいですね。
パームレストや競技銃のキモ、トリガーは位置のアジャスト可能。

トリガー自体を交換する事もできます。
このAPS-3 LE2008は、アウターバレル上部が20㎜レイルになってまして、
各種光学サイトを取り付け可能です。

デカいブレードのアジャストリアサイトがついてますが、
お借りしたカスタムは光学サイト前提でフロントサイトはありません。

高額な光学サイト…とか、言い出しそうな人が知人に2、3人いますので…(笑)
めんどくさいので先に言っときますね‼︎
タケオスペシャルに搭載されているのは、
実銃用 旧TASCO PRO POINT 3

見る人みんな口を揃えて、
「変わった形だね〜 そんなモデルあるんだね」
と言いますが、
塾長に聞いた所、以前ワンポイントマウントで実銃に載せて撃っていたら、
マウントに固定されたフロントチューブから本体がぶっ飛んでこのフォルムになったそうです(^^;;
機能的には全く支障なし。クリアな視界にシャープなドットが浮かびます。
比較的軽いとはいえ、総重量1㎏は超えてると思うので、
個人的には一度COMP T-1タイプのコンパクトなヤツも試してみたいところです。
APSはハンドガン、ライフル共に
オープンサイト部門
(光学照準器無し)
フリー部門
(銃に何を載せようが自由)
とあり、より撃ちやすいフリー部門は
色々な称号を獲得できる規定スコアのハードルが
若干高くなってるようです。
APSには必須の“マズルカバー”

競技中以外には常に装着義務があります。
射座に入ってジャッジのコマンドに従って外し、
撃ち終えたらまたコマンドで装着。
専用銃と並んでAPSのアイコンとも言える
重要なマズルコンシャスアイテムですが、
カバーをかけていても銃口の向きには気をつけたいもんですね。
これ、ヌイグルミとかついてたら可愛くない?
ところで、APSガンのバレル内径は約6.1㎜、カスタムなどで6.07㎜程度だとか。
所謂ルーズバレルになるのかな。
バレル内側はエアの整流と弾の加速を担い、
余計な摩擦を排して変な回転をかけないというコンセプトですかね。
JAMP等の精密系マッチでよく見られる、
ノンホップカスタムも同じ理屈ですね。
実際、名手が撃てば5mで2㎝、ノンホップですが10mで3×3㎝に当てる
アキュラシーが
その有効性を証明していると思います。

…とまぁ、付け焼き刃の知識をザッと並べてみました。
ベテランの方には今更感な内容かと思いますが、
自分と同じように、これから始めてみよっかな?…的な人がいたら、少しでも参考になればと。
てか、自分の銃買えよって?
あははははははは〜(=´∀`)
最後に、こんな過ぎたる獲物をお貸しいただいたタケオ塾長に、
心からお礼を申し上げまして
長きに渡った「APSシリーズ」
ひとまずお開きにさせていただきますm(_ _)m
もし読破してくださった奇特な方おられましたら、ありがとうございましたm(_ _)m
今後は5月に「蔵前工房舎」さんで、ライフル部門の公式記録会(すでに締め切り)
6月には赤羽フロンティアさん主催の
公式記録会が行われるようですよ。
http://airsportsgun.com
全国から猛者が集うという7月の年イチ本大会「APSカップ」に向けて盛り上がりを見せる事でしょうね!(^-^)


また挑戦したいなぁ(^-^)




〜おわり〜

Posted by suepurio at 02:34│Comments(2)
│エアガンレビュー
この記事へのコメント
APSレポート連載お疲れ様でした!
高額な光学ダットサイトなんて寒い事、誰が言うんですかね(^^;;
さて、APS本戦にはエントリーされるのですか?
私は無謀にもエントリーしちゃいました(^_^;)
高額な光学ダットサイトなんて寒い事、誰が言うんですかね(^^;;
さて、APS本戦にはエントリーされるのですか?
私は無謀にもエントリーしちゃいました(^_^;)
Posted by MARU at 2015年05月24日 09:47
Maruさんお疲れ様です。
本大会エントリー、やる気満々ですね!
自分も参加したいですが、仕事が入りそうで迷い中です(^^;;
またご一緒にチャレンジさせていただきたいです〜
本大会エントリー、やる気満々ですね!
自分も参加したいですが、仕事が入りそうで迷い中です(^^;;
またご一緒にチャレンジさせていただきたいです〜
Posted by suepurio
at 2015年05月25日 12:15

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